『哲学者のカフェ』
- 作者: ノーラ K.,ヴィットリオヘスレ,Nora K.,Vittorio H¨osle,浅見昇吾
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/06
- メディア: 単行本
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本書は、へスレと少女ノーラの文通である。
少女ノーラはあの有名な『ソフィーの世界』を読み始めることで様々な疑問を抱き、
そのような折にノーラの母を訪れた著者と出会う。
ノーラはへスレが哲学を教えていると聞き、自らの疑問をぶつけていく。
恐竜は絶滅したけど、恐竜のイデアは今でもあるの?というノーラの問いに
一生懸命に説明するへスレ…
そんな二人の往復書簡が本書である。
僕は高校生時代、友人に借りて読んだのだけど、今回懐かしくなって
アマゾンで購入した。
そういえばこの本を読んで急いで『ソフィーの世界』を読んだっけ
などと懐かしさを覚える。
試験が終わったら読もうと思う。
ちなみに内容は以下のようなもの。興味が湧いた人読んでみてね。
堅くないから、休憩にでもさ。面白いから。
夢と現実は本当に区別できるのか?
子どもになぜ哲学がむいているのか?
そしてイデアというものはあるのか?
神は死んだのか?
人間はロボットか?心と体はどんな関係を持つのか?
人間には自由があるのか?
「真理」はあるのか?
理性とは何か?
技術の進歩は世界を滅ぼすのか?
神と道徳的なものの関係はどのようなものか?
架空の人物の存在とは何だろうか?
過去と未来はどこが違うのか?
アイデンティティとは何か?
権力とは何か?
三位一体とはどのようなことか?
時間とは何か?
なぜ西欧が無神論と物質主義に傾いたのか?
懐疑主義の意義とは何か?
近代化を受け入れるべきか?
言語が思考に影響を与えるのか?
宇宙は有限か無限か?
悪はどこから生まれるのか?
神は全能でなければいけないのか?
哲学は消滅するのか?
他人や世界は幻なのか?
人間の使命とは何か?
論理、論理学
- 作者: 野矢茂樹
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1994/02/18
- メディア: 単行本
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- 作者: 野矢茂樹
- 出版社/メーカー: 産業図書
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 野矢茂樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 新書
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- 作者: ジョンノルト,デニスロハティン,John Nolt,Dennis Rohatyn,加地大介,斎藤浩文
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 単行本
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- 作者: 三浦俊彦
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2002/10/02
- メディア: 単行本
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『討論的理性批判の冒険—ポパー哲学の新展開』
討論的理性批判の冒険―ポパー哲学の新展開 (ポイエーシス叢書)
- 作者: 小河原誠
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1993/02/01
- メディア: 単行本
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バートリーはポパーの弟子であり、ポパーの批判的合理主義を批判した。
その批判を契機として生まれ落ちたのが汎批判的合理主義である。
「一切が批判に開かれている」と説く汎批判的合理主義をめぐるCCR論争や
ポパーの弟子であるハンス・アルバートによる「ほら吹き男爵のトリレンマ」、
ワトキンズやポストの論に対する著者の反論や
アーペル、アルバートによる批判などが論じられている。
巻末には著者とアガシとの対談、
そしてホープトリの『社会科学の哲学』における汎批判的合理主義の論駁に対する
反批判が載せられている。
正直言って僕には難しかったです。
ポパーや反証主義、批判的合理主義を知ったのは高橋昌一郎の新書であり、
それは今年の事でした。というか、3ヶ月前くらい。
小河原誠の著作である『反証主義』と『ポパー 批判的合理主義』を読み
この本を読み始めたので、少しは分かる事はありましたが
なにせ今まで「論理」というものに余り触れてこなかったものですから
難解でした…
読み始めたのが6月始め。
道草は多々あったものの、読了までに一月以上かかりました
まぁ、『反証主義』を読んだ時も同程度かかったんですけど…
あー
なんてこの記事閉めれば良いのか分からなくなってきた(笑)
とりあえず、再読します。
その後、内容に関して僕が思うことなど載せるかもしれません。
今の僕には内容を噛みしめることしかできませんし…。
あー…知識が浅く、分析力も読解力も低い僕が評価するのはおかしいですが
この本名著?良書?だと思います。
この本に出会えて良かったなーと思いますので。
そんな感じです。
ではでは。
科学哲学
本棚にあるやつ。
理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)
- 作者: 高橋昌一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: 新書
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知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)
- 作者: 高橋昌一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 新書
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- 作者: 小河原誠
- 出版社/メーカー: 東北大学出版会
- 発売日: 2010/11
- メディア: 単行本
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- 作者: 小河原誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/03
- メディア: 単行本
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討論的理性批判の冒険―ポパー哲学の新展開 (ポイエーシス叢書)
- 作者: 小河原誠
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1993/02/01
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推測と反駁-科学的知識の発展-〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: カール・R.ポパー,藤本隆志・石垣壽郎・森博
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2009/12/09
- メディア: 単行本
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フレームワークの神話―科学と合理性の擁護 (ポイエーシス叢書)
- 作者: カール・R.ポパー,M.A.ナッターノ,Karl R. Popper,ポパー哲学研究会
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 1998/06/01
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人権思想
- 作者: 鎌田慧
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2001/11/20
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- 作者: 浜林正夫
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 1999/05/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 渋谷秀樹,赤坂正浩
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2010/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: ジョン・ロールズ,スティーヴン・ルークス,キャサリン・マッキノン,リチャード・ローティ,ジャン=フランソワ・リオタール,アグネス・ヘラー,ヤン・エルスター,スティーヴン・シュート,スーザン・ハーリー,中島吉弘,松田まゆみ
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1998/11/20
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- 作者: ミシェリン・R.イシェイ
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2008/05/30
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あとの二冊は未読。
優生学・思想
- 作者: 米本昌平,ぬで島次郎,松原洋子,市野川容孝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/07/19
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比較「優生学」史―独・仏・伯・露における「良き血筋を作る術」の展開
- 作者: マーク・B.アダムズ,Mark B. Adams,佐藤雅彦
- 出版社/メーカー: 現代書館
- 発売日: 1998/07
- メディア: 単行本
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- 作者: ダニエル・J.ケヴルズ,Daniel J. Kevles,西俣総平
- 出版社/メーカー: 朝日新聞
- 発売日: 1993/09
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本棚にある優生学・思想の書籍。
早く読みたい。
『面接法 追補版』
- 作者: 熊倉伸宏
- 出版社/メーカー: 新興医学出版社
- 発売日: 2002/01/10
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熊倉は、この本で学ぶべきキーワードを以下のようにあげる。
1.訴えを「分かること」と「受け止めること」
2.「よく分かること」,「よく聞くこと」,そして「一緒に見ること」
3.面接理論を「学ぶこと」
4.ケース・レポートを「書くこと」
抽象的内容ではあるが、著者が「おわりに」で述べているように、本書のねらいである
「出会いの多様性に対応できる面接者をそだてること」
「個別理論の間の橋渡しとなる「言葉」を提示すること」
は内容に生きていると思う。
良書。面接に関わる人ならば必読ではないだろうか。